三條 直哉 院長への独自インタビュー

保険・自費の垣根にとらわれない、質の高い診療をご提供

父は山形で歯科医院を開業していて、その長男として生まれた私には、子どもの頃から歯科医師になることが半ば義務づけられていたようなところがありました。その反発心から一度、模試の希望進路の欄に「歯学部」ではなく「四大」と記入したところ、家族中が大騒ぎになったことを今でもよく覚えています（笑）。それに懲りて以来、歯科の道一本で進んできました。
大学を卒業して臨床研修を終えたのち、保険診療中心のごく普通の歯科医院で働くことになったわけですが、そこは残念ながらわずか1年でクローズ。ただし本心を言えば、保険内のみの診療スタイルに限界のようなものを感じていたのも事実です。そんなときに大学時代の先輩が紹介してくださったのが、保険・自費の垣根にとらわれることなく質の高い歯科診療を行っている、埼玉県川口市にある吉野歯科医院。そこで1年半ほど勉強を兼ねて見学させていただき、ちょうどクリニックを拡大するタイミングで勤務医として雇っていただくことになりました。
吉野院長は、私にとって師匠であると同時に、年齢が近いこともあって兄弟のような存在でもあります。たいへん面倒見の良い先生で、独立・開業するときに、京浜東北線の東十条駅から徒歩1分のところにあるこの場所を見つけてくださったのも、実は吉野院長なんですよ。

ベストな治療プランをご提供するために、意欲的に最先端の歯科治療を習得

当院の患者様は、基本的には近隣にお住まいの方が中心ですが、紹介や口コミなどを通じて東京都外からお越しになる方も少なくありません。一番の遠方はイギリスの患者様で、その方は来日するたびに当院に立ち寄って歯科治療を受けてから帰国されるんですよ。また私自身、勉強会に積極的に参加している関係で全国に知り合いの歯科医師が多く、そうした先生方からのご紹介で来られる患者様などもいらっしゃいます。
さきほども少しふれましたが、当院では保険診療に限定することなく、自費診療も含めたあらゆる選択肢の中から、患者様にとってベストな治療プランをご提案・ご提供させていただいています。自費診療の世界は日々進歩しており、そのぶんより高度な知識や技術が求められるわけですが、「歯に関すること」が趣味である私にとっては、学ぶことはまったく苦ではなく、むしろ楽しいくらいです（笑）。あとは、私の師匠である吉野先生はもとより、歯科医師向けのセミナーをお手伝いさせていただいている『あおいデンタルクリニック』（港区）の青井先生など、私の周りには最先端の歯科治療を習得・実践することに意欲的な方が多く、そうした志の高い先生方の存在が私の診療スタイルに大きな影響を及ぼしていることは間違いないと思います。

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