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院長先生

― 医師(北区)―

伊藤 隆 所長/東洋医学研究所クリニック(田端駅・漢方内科)の院長紹介ページ

伊藤 隆 所長

TAKASHI ITO

無理せず、自然にさからわず。西洋も東洋もなく、患者さんのためにできるだけのことを。

千葉大学卒業。富山医科薬科大学附属病院・和漢診療室に入局。2015年4月、研究所所長に就任(JR山手線・京浜東北線「田端駅」より徒歩1分)。現在にいたる。

伊藤 隆 所長

伊藤 隆 所長

東洋医学研究所クリニック

北区/田端/田端駅

  • ●漢方内科
  • ●内科
  • ●小児科
  • ●皮膚科
  • ●婦人科
  • ●神経内科
  • ●整形外科
  • ●泌尿器科
  • ●耳鼻咽喉科
  • ●内分泌内科
  • ●消化器内科
  • ●アレルギー科
  • ●女性内科
  • ●老年内科

漢方への恩を感じ、一生の仕事へ

伊藤 隆 所長

黒澤明監督の『酔いどれ天使』という作品があります。その劇中に登場する下町の医者が、私のある時代までのヒーローでした。ちょうど、私より少し若い世代の先生達が、ブラックジャックを見て医者を目指すのと同じかもしれません。医者という選択肢が頭に浮かんだのは、まずそれがあったからなのです。
私は幼い頃より、喘息を抱えていました。これはたまたまなのですが、母校である千葉大学に漢方サークルというものがあり、そこで初めて漢方を試してみたところ、劇的に症状が改善したのです。私はその経験から漢方そのものに恩を感じるようになり、富山医科薬科大学付属病院和漢診療室へと入局しました。当時、卒業してすぐに漢方へ進むのは異例中の異例でしたが、恩返しをしたいという一心で、20年近くをそちらで過ごすことになったのです。
その後は、茨城の鹿島労災病院でメンタルヘルス・和漢診療センター長として赴任しました。この時期にメンタルヘルスを実地に学べたことは、非常に得難い経験となりました。また、当時はあの震災があり、医師の少ない時代に重なったこともあって、内科の幅広い診療科目を診療したことも、今につながっているかと思います。
『東京女子医科大学東洋医学研究所クリニック』は、東西両医学による全人的診療を実践する場として、1992年に設立されました。これまで培ってきた経験を生かしながら、患者さんに最も適切な診療を提供できるよう、スタッフ一同努めてまいります。

西洋と東洋の優れた点を取り入れ、次の時代へとつながる医療をめざして

伊藤 隆 所長

当クリニックでは、保険の範囲内での漢方診療をおこなっています。当研究所を訪れる患者さんは1日平均にして160人、多い日には200人を越えます。漢方の施設でその数は大変なものであり、その意味で、日本でも最も活発な漢方診療施設と言えるかと思います。
こちらでは、内科・小児科・外科・神経内科・皮膚科などの専門を持つ医師が漢方を学び、診療をおこなっています。現代医学を理解していなくては、漢方の治療をおこなうことはできません。より適切な治療が他にあるのに、漢方に固執する姿勢は好ましいものではないでしょう。西洋も東洋もなく、新しい医療を作っていくことを目標にしています。
患者さんの7割から8割が女性です。歴史的な経緯に加え、漢方が女性と相性が良いことが理由に挙げられます。とくに冷えや月経関連疾患、あるいは更年期障害といった女性の病気に関し、漢方は優れた効果が期待できるのです。
それから、最近ではフレイル、つまり、筋力や活動が低下しているご高齢の方へのニーズも高まっています。体力が落ちた方には、漢方は大変に良いサポートとなるのです。たとえば癌の患者さんで、体力が無く化学療法を続行できない場合にも、漢方治療をはさむことで再び治療を継続することも可能になります。もちろん男性にも効果があるものですが、女性とご高齢の方にやさしいのが、漢方の特徴になります。

全人的医療をモットーとし、心と体を同時に診ていく

伊藤 隆 所長

『東京女子医科大学東洋医学研究所クリニック』では、心も体も一体のものとして診ていく、全人的医療をモットーとしています。現代医学では、複数の症状を抱えた方に対し、それぞれの病気に応じた治療をおこなっていくことになります。それは結果として、治療をすればするほどお薬の量が増えていくということになるのです。
それに対し漢方では、その人の核となる症状を探し出し、中心となる症状に対してアプローチしていきます。花粉症を例としましょう。漢方薬はさまざまな生薬を組み合せて形としたものですから、その生薬の中に抗アレルギー作用があれば、知らず知らずのうちに花粉症の症状が軽減するということがあるのです。
漢方では、脈を診て、お腹を診て、舌を診てお薬を決めていきます。その時に大切なのが、「虚実」という考え方。やせて華奢な人が虚、充実した人を実とします。同じ症状であっても、虚の人と実の人では体質が違うととらえていきますので、対応するお薬もそれに応じて用いなければなりません。
「虚実」とは、その人が持つ体質と考えてもよいでしょう。ただし、一般に体質とは一生変わらないものというイメージですが、漢方の場合、虚が実になり、実が虚になるということがたびたび見られます。虚の人は体力が向上していくことで、実の人はリラックスしていくことで、やがて病気から卒業ということになるのです。

鍼灸を併用することで、治療効果をさらに高める

クリニックには鍼灸治療施設が併設してあり、これによって治療手段の選択肢を広げています。病気によっては、鍼を併用したほうが適切なことがあるのです。たとえば、「痛み」がそうで、漢方でも効果がないわけではありませんが、鍼を併用したほうが早く改善する傾向があります。「かゆいところに手が届かない」と申しますけれど、そこに届くのが、鍼というわけですね。
その意味では、鍼はお薬よりも次元の高い治療法と言えるでしょう。西洋薬はもちろん、漢方薬と言えど、副作用は皆無ではありません。その副作用の心配なく、病変の部分にダイレクトに作用する鍼は、非常に有用な治療なのです。

これから受診される患者さんへ

無理をせず、自然にさからわず、個々に応じた回復を私達は目指しています。良い治療に西洋も東洋もありません。東西の医学を用い、患者さんが明日へ向かう力をサポートしていきます。

※上記記事は2017年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

伊藤 隆 所長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:音楽・絵画鑑賞
  • 好きな作家:夏目漱石、丸谷才一、内田康夫
  • 好きな映画:神々の深き欲望(今村昌平監督)、酔いどれ天使(黒澤明監督)
  • 好きな言葉・座右の銘:プラスを生む
  • 好きな音楽・アーティスト:リチャード・トンプソン、ボブ・ディラン、ライ・クーダー
  • 好きな時間・場所:茨城の自宅からながめる夜の星・赤坂御用地の周り

グラフで見る『伊藤 隆 所長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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