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五十嵐 勝 院長

MASARU IGARASHI

最新の治療法を絶えず勉強し
日々の診療のなかに積極的に取り入れていく

大学卒業後は、母校である東京医科大学の付属病院や、その分院にあたる八王子医療センターに勤務。勤務医としておよそ10年間経験を積み、2002年に当院に戻り院長職に就任

五十嵐 勝 院長

五十嵐 勝 院長

皮フ科イガラシ医院

北区/赤羽/赤羽岩淵駅

  • ●皮膚科
  • ●小児皮膚科
  • ●美容皮膚科

もっとも影響を受けたのは祖父

五十嵐 勝 院長

当院は昭和5年に祖父が開業した皮膚科医院で、私で3代目になります。父も同じく皮膚科医だったのですが、私が幼少の頃に亡くなってしまったため、正直なところ父に関する記憶はあまりなく、私がこの道を志すうえでもっとも影響を受けたのは祖父になります。医院の上が自宅になっていたものですから、子どもの頃から診察室にはよく出入りしていました。今思えば、祖父の診療の邪魔をしていたのではないかと反省しています(笑)。ただし、祖父が働く姿を間近で見て育ったからこそ、この仕事の大変さと、それ以上に大きなやりがいを子どもながらに感じたのも事実。家業を継ぐことに対しては何の疑問も抱くことなく中学・高校時代を過ごし、ごく当たり前のこととして医学部に進学しました。
大学卒業後は、母校である東京医科大学の付属病院や、その分院にあたる八王子医療センターに勤務しました。勤務医としておよそ10年間経験を積み、一定の臨床力を身につけるとともに、研究の方も一区切りついたこともあって、2002年に当院に戻り院長職に就任。地域医療に貢献すべく、微力ながらも力を尽くしています。

不安なお気持ちもくみ取りつつ、適切なスキンケアのためのアドバイスなども

五十嵐 勝 院長

冒頭でも申したとおり、当院の開業は昭和5年(1931年)。今年が2015年ですので、この地で80年以上にわたって皆様の診療に携わらせていただいていることになります。そのため古くからの患者様も多く、私が生まれる前、祖父の代からずっと通っているという患者様なども大勢いらっしゃいます。また、当院が3代続く皮膚科医院であるのと同様に、おじいちゃん・おばあちゃん、お父さん・お母さん、そしてお子様といった具合に、何世代にもわたってお越しくださっている患者様などもおり、大変ありがたく思っています。
来院される患者様の症状としては、皮膚科の定番である湿疹、皮膚炎、水虫などがやはり多い傾向にあります。お子様の場合には小児特有の症状、具体的には水いぼ、水ぼうそう、とびひなどの症状も多く見受けられます。
お子様は大人に比べて皮膚が繊細であるぶん、より細やかなスキンケアが大事になってきます。小さいお子様、とくに第一子であれば、なおのこと親御様はナーバスになってしまいがち。そうした不安なお気持ちもくみ取りつつ、適切なスキンケアのためのアドバイスなどもさせていただいています。

小さな腫瘍やホクロなどの皮膚外科手術も多く手がけています

五十嵐 勝 院長

当院では湿疹や皮膚炎、お子様の水いぼや水ぼうそうなど、いわゆる保険内の診療を中心に行っており、やはり保険内の診療として、小さな腫瘍やホクロなどの皮膚外科手術も多く手がけています。また、最新の治療技術についても意欲的に学び、良いと判断したものは積極的に導入していて、たとえば日本では最近徐々に普及しつつある「ナローバンドUVB」も5年以上前から導入しており、経験が豊富です。ナローバンドUVBというのは光線療法の一種で、従来の光線療法と比べて治療効果が高く、照射時間が短くて済むため、患者様への負担も少ないといったメリットがあります。当院では主にアトピー性皮膚炎、乾癬、白斑などの治療に用いています。
一方、保険外の診療では、巻き爪の治療のためにいらっしゃる患者様が大変多くなっています。巻き爪治療を行っている病院自体があまりないこともあって、わざわざ遠方からお越しになる患者様、あるいは総合病院からの紹介で来院される患者様なども多いですね。巻き爪の治療に関しても、昔は手術しか方法がありませんでしたが、現在はワイヤーを使って矯正する方法や、アクリル製の人工爪を装着する方法など、さまざまな治療法があります。「手術は嫌だ」という患者様は、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

治療方針の決定に患者様ご自身も積極的に参加し、その決定に基づいて治療を受けていただく

「アドヒアランス」という言葉をご存知でしょうか?これは最近の医療分野におけるキーワードのひとつで、簡単に言うと、治療方針の決定に患者様ご自身も積極的に参加し、その決定に基づいて治療を受けていただくことを意味します。この考え方の肝となるのは「患者様の主体性」です。塗り薬による治療がメインとなる皮膚科においては、この「患者様の主体性」が殊のほか大事になってきます。
そして患者様に積極的・主体的に治療に取り組んでいただくためには、前提として理解と納得がなくてはなりません。そのため、患者様のご理解とご納得が十分に得られるように、まずは患者様のお話をよく伺ったうえで、病気や治療内容、薬の効果などに関する説明をしっかりと行うことを常に心がけています。同じ薬でも、納得して塗っていただくのと、そうでないのとでは、ご自宅での塗り方も違ってきますし、その効果もだいぶ違ってくるんですよ。

保険診療から保険外の美容皮膚診療まで幅広く対応

当院は、JRの赤羽駅からも南北線の赤羽岩淵駅からも徒歩数分のところにあります。昭和5年の開業のため、建物は少し古く感じられるかもしれませんが(笑)、古い病院には古いなりの良いところもあります。たとえば当院では昔ながらの院内処方を行っておりまして、足腰の不自由なご高齢の患者様や、小さなお子様連れの患者様からは「わざわざ他所まで薬をもらいにいかなくて済むので助かる」といった声を多く頂戴しています。
治療に関しては、最新の治療法を絶えず勉強して、日々の診療のなかに積極的に取り入れています。保険診療から保険外の美容皮膚診療まで幅広く対応させていただくとともに、皮膚だけでなく爪や毛髪なども皮膚科の守備範囲となりますので、お困りのことがありましたら、どうぞお気軽にご相談にいらしてください。

※上記記事は2015.3に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

五十嵐 勝 院長 MEMO

  • 取新地:東京都
  • 趣味・特技:ロードバイク、スキー
  • 好きな本:「ウォールデン 森の生活」
  • 好きな映画:ニュー・シネマ・パラダイス
  • 好きな言葉もしくは座右の銘:生涯一臨床医
  • 好きな音楽:洋楽、ジャズ
  • 好きな場所:軽井沢

グラフで見る『五十嵐 勝 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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