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福島 正則 院長

MASANORI FUKUSHIMA

飼い主様側の気持ちに常に寄り添った治療をしていきたい

大学卒業後、他院で4年ほど経験を積んだのち、2003年に当院を開業しました。

福島 正則 院長

福島 正則 院長

ふくしま動物病院

北区/田端新町/田端駅

  • ●犬
  • ●猫
  • ●ハムスター
  • ●フェレット
  • ●その他

愛猫が病気で亡くなった経験がきっかけで

福島 正則 院長

子どもの頃から動物が好きで、自宅では猫を飼っていました。その愛猫が病気で亡くなったときに、助けてあげることができなかった悔しさも当然あったのですが、病状や治療法などについてもっと詳しく知りたかったという歯痒い思いもありました。当時かかっていた先生は、あまり丁寧に説明してくれるタイプの獣医師ではなかったんですね。そのときの経験がきっかけで「自分だったらどうするだろう?何ができるだろう?」と考えるようになり、結果、「家族同然である大切なペットの健康を、飼い主様と一緒に考えてあげられるような獣医師になりたい」と思い、この道を志しました。
大学卒業後、他院で4年ほど経験を積んだのち、2003年に当院を開業しました。勤務医時代からハムスターも積極的に診ていましたので、ハムスターの飼い主様が通いやすい場所ということで、JR田端駅から徒歩数分のところにあるこの場所で開業することを決めました。また明治通りにも面していますので、お車での通院にもたいへん便利かと思います。

全体の約3割を占めるくらい、ハムスターの患者様が多い

福島 正則 院長

最近では動物医療の世界でも細分化・専門化が進んでいますが、当院はそうした専門病院の類ではなく、あくまでも一般診療を中心に行う「街の動物病院」です。そのため、ワンちゃんであれば心臓疾患、腫瘍、皮膚炎など、ネコちゃんであれば腎不全や風邪など、日常生活のなかでかかりやすい病気・症状で来る子たちがほとんどです。仮にヘルニアなど専門的な治療が必要な場合には、日頃から連携している各種専門病院等を適宜ご紹介させていただいています。
当院の特徴といえば、全体の約3割を占めるくらい、ハムスターの患者様が多い点でしょうか。そもそもハムスターを診てくれる動物病院が少ないこともあって、評判を聞きつけてわざわざ遠方から来院される方や、他院の先生に紹介されて来院される方なども大勢いらっしゃいます。

ハムスター関連の書籍の執筆・監修も

福島 正則 院長

大学生の頃から執筆のお仕事などもさせていただいています。その当時、私はハムスターを飼っていたのですが、犬や猫と違って、ハムスターに関する書籍というのはほとんどありませんでした。そこで、ハムスターの飼い方や病気などを自分なりに調べてホームページ上で公開していたところ、とある出版社の編集長の方からオファーをいただきまして、雑誌の中でQ&Aのようなページを持つことに……。それが、書籍の執筆・監修のお仕事に携わるようになったきっかけですね。
ハムスターの診療に関しては、私自身の「好き」という気持ちからスタートしたこともあって、やはり強いこだわりがあります。たとえば当院では、ハムスターに不正咬合が見られる場合には歯切りという処置が必要になるのですが、この歯切りに際してもハムスターの扱いに慣れた獣医助手とよばれるスタッフによる的確なサポートがあることによって、スムーズな歯切りが可能となっているのです。

処置を施す際には、飼い主様が見ている目の前で行うことを心がけています

すべての動物において、処置を施す際には、飼い主様が見ている目の前で行うことを心がけています。ただし、切開を始めとした血が出る処置は、過去に貧血を起こしてしまった方がおられましたので、その限りではありません(笑)。やはり実際に見てもらいながら「ここが、こうなっています」「だから、このような処置を施します」とご説明した方が、より深く理解・納得していただくことができますし、何より飼い主様ご自身の安心感も高まります。
飼い主様が見ている目の前で処置を行うのは確かにプレッシャーも大きいですが、私は、プレッシャーの大きさというのは獣医師が背負うべき責任の大きさだと考えているので、あえてプレッシャーのある中で診療を行うようにしています。

飼い主様側の気持ちに常に寄り添った治療をこれからもしていきたい

獣医師が10人いれば10通りの治療方針や治療方法があるのと同じように、飼い主様も10人いらっしゃれば10通りの“希望する治療”というのがあります。たとえば、癌の治療で抗癌剤を使用するのは基本的には正しい治療法ですが、もし飼い主様が「抗癌剤は使用したくない」と思っておられるのなら、そうしたご希望は尊重されるべきです。私も自宅で飼っていた16歳の犬を昨年亡くしました。治らない病気はたくさんあります。でも亡くなった時に、もっとできる事があったのではないか・・・という自問自答の思いで一杯になりました。
飼い主様もそうだと思うのです。ですから私は獣医師という立場ですが、その病気と向き合い、どう一緒に過ごしていくのか飼い主様側の気持ちに常に寄り添った治療をこれからもしていきたいと思っています。
当院では、飼い主様ごとのご希望やご事情を踏まえたうえで、より良い治療を一緒になって考え、そして行っていきたいと考えています。もちろん、セカンドオピニオンも大歓迎ですので、何かお困りのことやわからないことなどがありましたら、どうぞお気軽にご相談にいらしてください。私自身が、十分な説明を受けることができずに残念な思いをした経験がありますので、そのぶんも皆様には、親身になって対応させていただければと思っています。

※上記記事は2015.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

福島 正則 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:テニス、旅行、ミュージカル
  • 好きな本:西村京太郎の本
  • 好きな海外ドラマ:ER
  • 好きな言葉:不言実行、情けは人の為ならず
  • 好きなアーティスト:平井堅、濱田めぐみ
  • 好きな観光地:お城、グルメめぐり

グラフで見る『福島 正則 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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