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箕浦 孝昭 院長

TAKAAKI MINOURA

すべての患者さんに安心できる治療を
「生まれながらの歯医者」

日本歯科大学卒業後、日本歯科大学歯科保存学教室第1講座助手を務める。1990年、駒込駅より徒歩6分の、祖父の代から60年以上続く「箕浦歯科医院」を引き継ぐ。

箕浦 孝昭 院長

箕浦 孝昭 院長

みのうら歯科医院

北区/西ヶ原/駒込駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

「みんなのために一生懸命な歯医者さんに」。生まれながらの歯医者

箕浦 孝昭 院長

生まれながらの歯医者、と申し上げるしかないのですよ。今の子ども達がサッカー選手や野球選手に憧れたりしますよね。私にとってその対象は、自分の父や祖父でありました。物心ついた頃から、ただひたすら、歯医者になることを夢見てここまできた、というところなのです。
歯科・小児歯科・歯科口腔外科を標榜する『みのうら歯科医院』は、60年以上前、祖父の代からこの地で医院を構えています(JR山手線/東京メトロ南北線・駒込駅より徒歩6分、JR京浜東北線・上中里駅より徒歩8分)。私がこちらを引き継ぐ段になり、お世話になっている会計士さんから、「本当にここでやるんですか?」と質問を受けたことがありました。ご覧の通り、目立たないところですからね。しかし私は、「いえ、ここで良いのです」と即答しました。と言いますのも、ここには、私を良いと思ってくれる人が来てくださるのです。都内だけではなく近県のあらゆる場所から、引っ越されても、仕事をやめて縁遠い場所になっても多くの方が足を運んでくださっている。患者さんとの関係性こそ、この医院の財産。ですから、この場所でやり続けることには、私にとって大きな意味があるのです。
座右の銘に挙げました、「初心忘るべからず」。ベテランになった時に、新人の頃の気持ちを忘れずに取り組む、という意味でとらえておられるかと思います。しかし、言葉本来の意味としては、少しニュアンスが違っているんですね。この言葉を遺した世阿弥は、たとえばそれが歯医者ならば、歯医者になろうと考えた時の気持ちが初心であり、理想の歯医者になれるよう、常にその時の気持ちを忘れぬようにという意味を込めたと伝えられています。
私は小学校1年生の時の作文に「将来は歯医者さんになりたい」と書き残しました。そこには、「地元の人と仲良く、みんなのために一生懸命な歯医者さんになりたい」と書かれてあります。その初心に恥じぬよう、自分のあらん限りの力をこの仕事に傾けていきたいと思っています。

患者さんの不安をなくすため、説明を尽くす、心を尽くす

箕浦 孝昭 院長

患者さんとの信頼関係をいかに形作っていくかです。その信頼関係を作るには、患者さんの気持ちになりかわり、こちら側が話をしていくことに尽きます。患者さんが1番不安なのは、今の状況がわからないこと、どう治療を進められるか把握できないことです。歯周病を例にしましょう。歯周病とは何かから始まり、何が原因で起こるのか、ポケットの測定とは何か、治療はどう進めていくのか、それらをすべて説明して差し上げるのです。治療前と治療後に口腔内の写真を撮ってお見せするのもそう。知ることによって、患者さんに信頼していただけるようになると私は考えています。
それは、お子さんに対しても同様です。こちらでは、モニターに塗り絵を映して、途中まで遊んでもらい、続きはプリントアウトしてお家に持って帰ってもらうということをしています。治療だけする場所なら、子ども達も進んで行きたいとは思わないでしょう。方法は違えど、関心を持ってもらうこと、心を尽くすことが大切で、子供は子供なりに、自分を迎えてくれる医院だと思ってくれるようになります。1つ、究極の紹介がありましてね、幼稚園の友達から薦められて通うようになってくれたお子さんがいました。それはもう、本当にうれしかったですね。

「大切な歯を1本でも多く残す」マイクロスコープ治療

箕浦 孝昭 院長

私は現在も大学の歯科保存学教室の非常勤講師を務めており、歯の根の治療が専門になります。この根の治療では、見える見えないで、まったく結果が変わってきます。歯を残せるか否かは、根の治療に掛かる比重が高いわけで、見える見えないの差で、その結果は変わってくることになります。
マイクロスコープの有る無しで治療の内容そのものが変わるわけではありませんが、精度が著しく高まることは厳然たる事実です。患者さんの大切な歯を1本でも多く残せるよう、今後も情熱を傾けていきたいと思っています。

「見てもらえない」患者さんに光を当てる障害者歯科

主に発達障害のお子さんが、食べ物をうまく咀嚼できるよう導いていくのが、障害者歯科の主な中身になります。その子達を上手く導いてくためにはやはり時間が必要で、そのための場所として、北区障害者口腔保健センターが存在することになります。
今はご高齢の方の在宅診療に目が向けられてきていますが、障害者歯科を含め、昔は半ば置き去りになっていた感がありました。私は、その“診てもらえない”患者さん達に、なんとか光を当てたいと思ってきました。今ようやく、歯科医師会を通じ、彼ら彼女を診るシステムが整ってきたところなのです。
障害者歯科は、私にとってライフワークと申してよろしいでしょう。医院以外での活動は時間的な制約もあり、大変なことも多いのですが、誰かがやらなければならないことであり、私にできる範囲のことを誠実に成し遂げていこうと思っています。

これから受診される患者さんへ

当院には歯科衛生士が3名在籍しています。私を含め、すべてのスタッフがプロとして患者さんと関わっていくことで、高い診療レベルを維持できるのです。
歯科衛生士の努力もあり、当院には予防歯科に訪れる方の比率は多いと言えるでしょう。歯医者さんとの上手な付き合い方とは、予防を目的に良い状態を長く続けていただくこと。悪くなった時に来られればそれ相応につらい思いをすることになりますが、良い状態を維持してもらうように心掛けていただければ、つらい思いをすることもなくなります。末永く良い状態のお口をたもてるよう、上手に歯医者さんと付き合っていっていただきたいですね。

※上記記事は2015年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

箕浦 孝昭 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:テニス、フットサル、ラグビー観戦
  • 好きな本:北方謙三
  • 座右の銘:初心忘るべからず
  • 好きなアーティスト:デイヴィッド・フォスター
  • 好きな観光地:ハワイ

グラフで見る『箕浦 孝昭 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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